日本オートプシー・イメージング(Ai)技術研究会2020年度学術大会開催のお礼の挨拶

日本オートプシー・イメージング(Ai)技術研究会 

会員の皆様


この度、コロナ禍により会場開催は厳しい状況を鑑み、本会学術研究委員会のご尽力により、第2回として2020年度学術大会を2021年3月24日(水)19時よりWeb形式にて開催案内をしたところ、事前参加登録95名、当日87名のご参加を賜りました。


 平日の業務がご多忙中のところ、北は北海道から南は九州まで全国各地から、診療放射線技師をはじめ法医学者、関連企業の技術者、学生など多数参加していただき役員一同、御礼申し上げます。


 学術大会は会長挨拶と本研究会の紹介にはじまり、川端委員の司会・進行で、【セッション1】の尾形委員、小島委員の座長により、学術研究委員会活動報告として、

1)COVID-緊急アンケート調査報告(広島大学病院 木口雅夫)

2)第15回医療の質・安全学会シンポジウム開催報告(姫路赤十字病院 岩見守人)

が行われました。


【セッション2】は座長の石原委員, 武井委員により、

1)「fused CTの管電圧管電流設定が画像コントラストに与える影響」(筑波メディカルセンター病院 倉持 里帆)

2)「COVID-19に対するAiセンターの取り組み」(島根大学医学部附属病院 金山秀和)

の2題が会員から発表されました。


 次に13もの共同研究班1)の活動について「JSAiT共同研究委員会経過報告」として共同研究委員会江端清和委員長から報告されました。


 続いて、田代事務局長より「事務局報告」として事務手続き等について案内されました。最後は小林副会長の挨拶で閉会となり、大きなトラブルも無く、無事終了を迎えました。


 それぞれの発表についてWebinarのQ&Aを利用した質疑応答がされました。会場形式とは違う雰囲気でしたが、Web開催に慣れてきて満足度が向上していると思われました。


 事前参加登録していただいた皆様に感謝申し上げますとともに、本学術大会からの情報発信が皆様への学術・研究の一助として資すれば幸いです。


対面形式か、オンライン形式か、それともハイブリッド形式か、それぞれの特長を生かした研究会のあり方について考えさせられるとともに、次回の開催に向けて課題もみつかりました。


「情報交換会」で会員の皆さまとの交流も実現したいです。そこから新たな連帯と学術・研究の展開が生まれると信じています。次回も是非ご参加頂ければ幸いです。


 今後とも日本オートプシー・イメージング(Ai)技術研究会へのご支援、ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。


2021年3月24日

日本オートプシー・イメージング(Ai)技術研究会 

        会長  阿部一之

学術研究委員会 委員長 木口雅夫

        委員  一同

     代理:事務局 田代和也


1)第1回「日本オートプシー・イメージング(Ai)技術研究会」抄録、第4部「共同研究テーマと新たな展開に向けての意見交換会」

日本オートプシー・イメージング技術研究会(The Japanese Society of Autopsy imaging and Technology:JSAiT)

日本オートプシー・イメージング(Ai)技術研究会(The Japanese Society of Autopsy imaging and Technology (略称 JSAiT)は、Ai(死亡時画像診断)における各種の画像検査、画像処理、画像管理の最新技術を活用して最適な画像情報を提供し、読影補助により社会貢献に寄与することを目的として設立されました。